Azure ADのPowerShell(v1)でMicrosoft365を操作(その4:グループにユーザ一括登録)

投稿者: | 2020年5月4日

powershell(v1)でMicrosoft365の操作シリーズです。
powershellでMicrosoft365の365グループにユーザ登録することができます。これを使うとMicrosoft Teamsの「チーム」へのユーザ登録をすることができます。

なお、Microsoft teamsの操作はこちらが最適です。

今までのシリーズはこちらから。
その1:Microsoft365に接続
その2:コマンド集
その3:ユーザの一括登録
その4:グループにユーザ一括登録

目次

グループにユーザ登録の流れ

ここでは、excelで作ったcsvファイルを使ってMicrosoft365のグループユーザを一括登録する流れは以下になります。

①Microsoft365へ接続する
③excelでユーザ情報を作成しcsvファイル形式で保存する
③powershellを実行する。

excelでユーザ情報を作成しcsvファイル形式で保存する

ここでは以下の情報をもとにMicrosoft365のグループにユーザを作成するものとします。
これに基づいてexcelファイルを作成します。


・userUPN = (メールアドレス ログオン名)
・groupName (グループのDisplayname)

これをもとにcsv形式で保存します。

userUPN,groupname
ichisuz@dom.co.jp,プロジェクトAチーム
tanhana@dom.co.jp,プロジェクトAチーム

注意点は、文字化け防止のためcsvファイルを保存する際に文字コードをUTF-8 に指定することです。

powershellでMicrosoft365グループにユーザ登録する

作成したcsvファイルをもとにMicrosoft365グループにユーザ登録します。
ここでは作成したcvsファイル名は users_grp.csv とします。

#グループにユーザ登録 
PS> Import-Csv -Path ".\users_grp.csv" |
      ForEach-Object {Add-MsolGroupMember `
        -GroupMemberObjectId (Get-MsolUser | Where { $_.UserPrincipalName -eq $_.userUPN }).ObjectID `
        -GroupObjectId (Get-MsolGroup | Where { $_.DisplayName -eq $_.groupName }).ObjectID `
      }

#グループのユーザ確認
$groupName = “<グループのDisplayname>”

Get-MsolGroupMember -GroupObjectId (Get-MsolGroup | Where { $_.DisplayName -eq $groupName }).ObjectID

確認

ユーザが作成できたかはMicrosoft管理センターで確認できます。

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