AzureADと他アプリ(teams、SharePointなど)のつながり

投稿者: | 2020年6月18日

Microsoft365(office365)は様々なMicrosoft製品が連携した複合サービスとなっています。
ここでは、ユーザアカウントなど主なプロダクトがどうのように関連しているかを記載します。

目次

主なパーツ

ユーザアカウントやグループなどの関係性は以下になります。
全てを記載しきれないので、ここでは主なプロダクト(teams、SharePoint,outlook)を記載します。

ユーザアカウント目線

以下はユーザアカウント目線で見た関連性になります。

パーツ 主に管理 使う 使い方
ユーザアカウント AzureAD Teams
SharePoint
Outlook
ログオン認証
グループ:セキュリティ AzureAD Teams
SharePoint
アクセス権
グループ:配布 AzureAD outlook(exchange online) メーリングリスト
グループ:M365 AzureAD
Teams
Teams(「チーム」) Teamsの「チーム」はAzureaDではグループとなる

ユーザアカウントやグループは、基本的にAzureADで管理します。
また。ここではTeamsの「チーム」で作成されるAzureaDグループをM365グループとしています。
なお、利便性のために以下の例外もあります。

パーツ 作成可能 使い方
ゲストアカウント SharePoint
Teams
ゲストユーザの招待
グループ:M365 Teams Teamsの「チーム」を作成すると自動で作成される

Teams目線

以下はTeams目線で見た関連性になります。

操作 できるもの
Teamsにログオン AzureADアカウントでログオン
「チーム」を作成 Teamsの「チーム」
AzureADのM365グループ
ShaprePointの「チーム」名のフォルダ(…/sites/チーム)
「チャネル」を作成 Teamsの「チャネル」
ShaprePointの「チャネル」名のフォルダ(…/sites/チーム/チャネル)
「チーム」にユーザ追加 Teamsの「チーム」にユーザ追加
Teamsの「チーム」にアクセス権追加
AzureADのM365グループにアクセス権設定
ShaprePointの「チーム」名のフォルダにアクセス権設定
「チャネル」にファイル投稿 Teamsの「チャネル」にファイル投稿
ShaprePointの「チーム」名のフォルダにファイル作成
ビデオ会議をスケジュール Teamsの「予定表」にビデオ会議をスケジュール
Outlookの「予定表」にビデオ会議をスケジュール
「プライベートチャット」にファイル投稿 個人のOneDriveにファイルを保存

SharePoint目線

以下はSharePoint目線で見た関連性になります。

操作 できるもの
SharePointにログオン AzureADアカウントでログオン
フォルダを作成 ShaprePointの「チーム」名のフォルダ
サブフォルダを作成 ShaprePointの「チーム」名のフォルダ
フォルダにユーザ追加 SharePointのフォルダにアクセス権設定
フォルダファイル作成 ShaprePointのフォルダにファイル作成
Webサイト作成(チームサイト) ShaprePointにWebサイト作成
Teamsの「チーム」「チャネル」と連携
Webサイト作成(パブリックサイト) ShaprePointにWebサイト作成

Outlook目線

以下はSharePoint目線で見た関連性になります。

操作 できるもの
Outlook(Exchange online)にログオン AzureADアカウントでログオン
メール送信(メーリングリスト) AzureADの配布グループが使用可能
ビデオ会議のスケジュールを作成 Teamsの「予定表」にビデオ会議をスケジュール
Outlookの「予定表」にビデオ会議をスケジュール

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